神宮山(483m、山口県阿武町)
〜 1478段の階段の山 〜

山行日 2005年6月25日(日) 天気:晴れ
コース&
タイム
御山神社前(13:45)〜神宮山奥宮(14:42-15:05)〜御山神社(15:30) 【行動時間】約1時間45分
主なピーク神宮山(483m)
アプローチ行橋〜小倉東IC〜美祢IC〜萩市〜宇田郷
【所要時間】約2時間半
駐車場御山神社前車道 メンバー山童の会


御山神社から見える秀麗な姿の神宮山
秀麗な先鋒の神宮山へ

この日は、午前中に同じ山口県萩市の「田床山」に登った。 午後からは、国道191号を更に島根側へ上った阿武町にある神宮山へ移動する。
海岸沿いを走る国道191が宇田郷駅を過ぎ、峠へさしかかる手前から右へ入っていくと 目の前に秀麗な山容の神宮山が見えてくる。標高以上に高く見える山で、登山欲をそそられる。
右折して少しで左手に御山神社の鳥居があり、その先の道端に車を止める。数台は駐車可能であるが、回りは田んぼであるので農繁期の駐車には邪魔にならないよう注意したい。

御山神社の参道から出発
御山神社を出発

先ずは御山神社に寄り、お参りをする。御山神社の境内には大きなイチョウの木があり、厳かな雰囲気がある。 御山神社はその昔、熊野神社から黄金の馬に乗ってきた神が鎮座したと言われ、その為か境内には木造の実物大に近い馬が奉納されてあった。

登山道へは境内の右手の車道を少し行くと、更に右手に入る道があり、しっかりした登山道の標識がある。

御山神社境内の立派なイチョウ

杖が準備されているのが嬉しい

登山道にはきちんと標識が整備されている
標識に導かれ向かう

登山道へ入るとすぐに開けた棚田に出る。棚田の向こうに秀麗な神宮山が見え、なかなか雰囲気のいいところだ。 ちょうど田植えが終わった後であるので、緑の苗が美しく、水の流れが清清しい。

棚田を抜けると登山道は左手へ上がっていく。少し行くと一の鳥居が見えてくる。

神宮山を見ながら棚田を進む

一ノ鳥居を過ぎると階段が始まる

ブロックで積まれた階段を登る
さあ、1478段の階段が始まる

一の鳥居を過ぎると、登山道はブロックで作られた階段登りとなる。 階段の山と聞いていたがその幅はそんなに広くなく、またブロックであるので少し拍子抜けする。
歩いて見ると歩幅もちょうどよく、結構登りやすい。おまけに、100段置きにきちんと標識があるので自分の位置を確認できるのが嬉しい。 但し、いかんせんあまり展望がないので、ただひたすら登るのみである。

途中には区切りの標識がある

樹林の中で展望はなく、ひたすら登る

ツツジのオレンジが綺麗だった

三ノ鳥居が見えてくると奥宮は近い

奥宮に到着
奥宮に到着

三の鳥居が見えてくると奥宮は近い。1478段の階段を登りきると、突然、目の前が開け、左手にツタの絡まる大岩がそびえている。 その大岩の下に奥宮がある。日本海側は開けているが、今日は生憎かすんで何も見えない。
とにかく暑い!本日、二つ目の山なので、皆さん、汗ダラダラで三々五々に上がってくる。
山頂はここから10分たらずであるらしいが、道がないのでヤブコギになるらしい。この暑さなので、山頂は回避する。

ツタが巻きついた奥宮

1478段の立派な標柱

御山神社境内のイチョウは大きい
往路を戻る

下山は往路を戻る。ブロックの階段を一気に駆け下りる。
下の御山神社にて一休み。大きなイチョウの木を囲み、何人で手が回せるか計ってみる。
取り囲むのにどうやら4人は必要であった。

眺めのいいエコロジーキャンプ場
エコロジーキャンプ場で打ち上げ

本日の泊まりはここから更に国道191号を北上した須佐湾にあるエコロジーキャンプ場である。 須佐湾の高台にあり、眺めがいいログハウスを借りる。夜は毎度ながら楽しい宴会となった。

翌日は今回の山以外の目玉である近くのホルンフェルスの見学に行った。

須佐湾の夕陽に乾杯!

目の前の須佐湾に沈む夕陽


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