和尚山(かしょうざん:大分県)
〜花立池駐車場−表登山道−座禅岩−和尚山−裏登山道−花立池〜

【山行日】 2005年1月3日(月)  天気:曇り、雨
【コース&タイム】 別所P(10:02)〜奉幣殿(10:22-26)〜野鳥小屋(1)(10:47-53)〜中津宮(11:10)
〜中岳上宮(11:45)〜中岳山頂広場(11:50-13:30)〜紅葉谷分岐(13:50-14:00)
奉幣殿(14:28) 【行動時間】約4時間30分
【主なピーク】中岳:1199.6m
【駐車場】別所駐車場 【メンバー】T,H
【利用温泉】しゃくなげ荘 【地図】「英彦山」2.5万分の1

 能書きとアプローチ

別所駐車場
体調を壊したおかげで正月のアルプス遠征を断念したため、なんとも気分的に中途半端な2005年の幕開けとなったが、 なんとか3日に今年の初登りに行くことができた。
今年は元旦から寒波により平地でも積雪。こんな時は近場の英彦山が一番である。Hさんに付き合っていただき、初詣を兼ねて雪の英彦山へ出かけた。

2日は天気が良かったおかげで、添田町から英彦山へ向かう車道はシャクナゲ荘付近までチェーン無し。 シャクナゲ荘手前でチェーンを装着し、別所駐車場へ向かう。別所駐車場で積雪10-20センチ程度。
 別所Pから中岳へ

正面参道
駐車場で準備をしていると、後ろから声をかけられた。振り返ると、同じ「やまびこ会」メンバーの豊津の信ちゃんのにこやかな笑顔であった。 新年の挨拶をし、こちらは一足先に出発する。

参道の積雪は10センチ程度。

奉幣殿で初詣
路面は多少凍結しているが、気温が少し上がってきているようなので、ノーアイゼンで出発。参道までの車道と参道階段が凍結ぎみであり、注意しながら奉幣殿へ上がる。
奉幣殿で初詣をし正面参道登山道を上がる。

杉林の中を登る。
正面登山道は適度に雪があり、夏よりも登り易い。雪も比較的さくさくでありアイゼンはいらない。
天気は曇りであるが、時折、青空が覗き、好天を期待させるが天気は確実に下り坂である。

行者堂を過ぎると上宮は近い。
登山道には積雪は30センチ程度あるが、周りの木々には雪は残っていない。 時折、青空が顔を出すと雪景色とのコントラストがとても美しいが、残念ながら青空は出てはすぐに消えていく。

中津宮跡を過ぎ、行者堂を過ぎると上宮は近い。行者堂を過ぎたあたりから、ガスが出始め、視界が悪くなってくる。
上宮に着いたときは、ガスがかかり南岳も見えない。風があまりないせいか、また気温が上がっているせいか、あまり寒くはない。

中岳山頂広場にて

上宮にお参りをし、中岳山頂広場へ行く。売店は閉まっている。天気が悪いため、非難小屋は登山者でいっぱいである。
外のベンチは40センチほどの雪で埋もれかかっている。雪を払いのけ、外で食事をしようとしたら、豊津の信ちゃんが、小屋の中が空きができたと教えてくれたので、小屋へ移動する。
小屋の中で、鳥鍋をつつきながら熱燗で雪見酒。なんと1時間40分ものんびりと過ごしてしまった。

売店は閉まっている。

雪に埋もれかけたベンチ。

紅葉谷分岐にて。雪だるまで遊ぶ。
天気は次第に悪くなっており、かなり視界が悪くなっている。南岳まで行こうと思っていたが、視界も良くないので、そのまま下ることにする。 下山はアイゼンを装着する。
正面登山道を再び下り始めると、なんと雪ならず、雨が降り始めた。そんなに激しくはないが、雪の中の雨は冷たく感じる。 紅葉谷分岐にて、恒例の雪だるまを作って遊ぶ。天気が今ひとつであるせいか、出来上がった雪だるまの表情も心なしか冴えない。

バードコース入り口を見送り、奉幣殿へ下る。
紅葉谷を下り、バードコース豊前坊への標識を見送り、奉幣殿へ下る。雨はあまりひどくならず助かったが、足元はドロドロとなった。

下山後は、すぐにシャクナゲ荘の温泉へ向かう。雨で冷えた体に温泉がひときわ心地よかった。
しゃくなげ荘(\500)。


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