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No.9【1999.5.23】思い出の登山・九重坊ガツル | |
約20年前のTAKAとTAKEの写真である。 あの頃、我々は登山のみならず、天体観測にも情熱を燃やしており、 「坊ガツル星野観望登山」と称し、20Kg以上はある機材を担ぎ、九重に入った。 登山後、坊ガツルにてテントと望遠鏡機材をセットし、夜半を待ったが、待ち時間の間に酒を飲み過ぎ、 翌朝寝覚めたら、夜露にビッシリ濡れた望遠鏡だけが寂しそうに佇んでいた。 翌日はテント場の皆の声援を受けながら、この重い機材を担ぎ、九重でも有数の急登である坊ガツルから三俣山を直登した。 キスリングからはみ出た望遠鏡の鏡筒が邪魔になり悪戦苦闘した記憶が蘇る。 今、考えると、結局何のために、望遠鏡を担いでわざわざ山を登ったのかわからない。 昔は元気が良かったTAKAとTAKEの思いでの山行である。 布製のキスリングも今やすっかりその姿を見なくなった。 |