白川の里から 今週の1枚

No.485 平成筑豊鉄道 ちくまる君
〜田川線開業120周年記念号〜
みやこ町
犀川駅にて
平成筑豊鉄道の犀川駅の前を通ったら、駅に人だかりができていた。 なんだろうと行って見ると、ちょうど平成筑豊鉄道の「田川線開業120周年記念イベント」が行われていた。 ちょうどこの日は行橋駅から田川伊田駅までの臨時列車「田川線開業120周年記念号」が走っており、途中の犀川駅でしばらく停車し、記念イベントが行われていたのである。
これはラッキーと、車を止めて見に行った。ちょうどホームに記念号が停車しており、たくさんの人たちが記念写真を撮っていた。 記念列車は2両編成で、先頭がグリーンのちくまる君、後ろがブルーのちくまる君であった。そして電車の頭には、「田川線開業120周年」の記念ヘッドマークを装着していた。
田川線の開業は明治28年(1895年)8月15日でこの8月でちょうど120周年を迎えたらしい。私も昔、国鉄時代の田川線を何度か利用したことがあるが、一番、思い出されるのが高校時代である。 と言っても通学で田川線を利用していたわけではない。高校は豊津高校(現育徳館高校)に通ったが、毎日、自転車で豊津駅前を通り、けんとくの坂をエイコラと上った。 通った時期は昭和48〜50年であり、ちょうどこの頃、この田川線ではSLが走っていた時期であったので、通学途中によくそのSLを見かけたのを覚えている。 豊津駅跨線橋の上で真っ黒な煙が目の前を通過していったのが思い出される。
そんなことを思い出しながら、犀川駅でこの「田川線開業120周年記念号」の写真を撮らせていただいた。 平成筑豊鉄道の車両は現在7種類ほど走っているが、カラフルでデザインも可愛くて見ているだけで楽しくなる。特に平成筑豊鉄道のキャラクターの「ちくまる君」が実に可愛いのである。 その中で、この記念号はグリーンとブルーのちくまる号であった。 イベントなどでしばらく停車した後、記念号はイベント関係者に盛大に見送られ崎山へ向かって出発していった。
Taka記、撮影:2015年8月23日


▲ 犀川駅に停車中の120周年記念号。グリーンとブルーのちくまる君の二両編成。

▲ 頭には120周年記念号のエンブレムを装着

▲ 二両目後部(行橋側)から撮影。二両目はブルーのちくまる君だ。

▲ 一両目はグリーンのちくまる君。

▲ 記念の式典イベント後、皆に見送られながら犀川駅を出発!

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