今週の1枚

No.471  雪の求菩提山稜線を歩く   〜 豊前市 〜



年明けの初登りは近場の英彦山か犬ケ岳方面の山に登ることが多い。 これらの山域は北部九州では特に雪が多いので、年末年始の暴飲暴食でなまった体を戻すにはちょうどいい。 特に私が好きなのが、求菩提山から犬ケ岳へ続く稜線である。 犬ケ岳山系は何故かあまり人気がないが、その割には積雪は多いので、静かな積雪歩きを楽しめる。 特に求菩提山から一ノ岳へ続く稜線はダラダラと長いが、雰囲気のいい自然林の尾根歩きがとても気持ちいいので、私は雪の時期のこの稜線が大好きである。
2015年1月3日、今年もまた山仲間とこの稜線に初歩きに出かけた。今年の年始はちょうど寒波が到来した為、この日は登山口へ向かう車道から雪道であった。 登山口の求菩提駐車場も真っ白であったので、稜線はかなりの積雪を期待したが、期待したほど多くはなかった。 それでもこの稜線は一ノ岳まで約4時間はかかる。今回は出発時間が遅かった為、杉の宿を過ぎた林道でタイムアウトとなった。 残念ではあるが今回は山頂は諦めて林道をウグイス谷まで歩き周回して下山した。 それなりに雪景色を楽しめた新年山行であった。

Taka記、撮影:2015年1月3日

求菩提資料館下の駐車場

求菩提山登山口へ向かう道も真っ白

ツララがぶら下がる五窟を通って行く

この時期、上の壁からは大きなツララがぶら下がる(2013年撮影)

胎蔵界護摩場跡に到着。ここから稜線を一ノ岳へ向かう。

虎の宿を通過する

杉林が終わると、気持ちいい自然林の尾根歩きになる。トレースもなく快適だ!

高度を次第に上げて行く

上部の林道に出たところでタイムアウト。
一の岳山頂は諦め、林道を周回して帰ることにする。


トレースのない真っ白な雪原歩きは気持ちいい!

眼下には豊前海が見えた。

綺麗な雪景色を見ながら、経読林道をひたすら歩いて下って帰った。

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