No.466 | 朝靄たなびく白川の里 〜福岡県苅田町〜 |
靄(もや)は空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴になり浮かんでいる状態である。
霧(きり)も同じ状態ものであるが、靄と霧は立ち込めた時の見え方で区別されるらしい。
視程が1km未満が霧で、1km〜10kmが靄で、靄は霧よりの薄い状態であるようだ。 週末の朝、雲一つない快晴の天気であった。散歩に出てみると白川を取り巻く山々に朝靄(もや)がかかっていた。 一面に広がる田んぼには薄っすらと霜が降りている。 そして、山々は朝靄で霞んでいる。でも空は雲一つない天気で、綺麗な青空が広がろうとしていた。 まだあまり音もせず静かで、空気は冷たく時が止まっているかのようである。 天気がいい日は放射冷却により気温が下がり靄や霧が発生しやすい。 この日も非常にいい天気であった。 青空の下、取り巻く山々がいつもより高い山であるかのように感じる。 しばらくし太陽が少しずつ昇ってきて気温が上がってくると、朝靄はゆっくりとたなびき始めそして消えていく。 太陽の光は低く射しこみ始める。 そして青空広がる晴天の一日が始まった。 きっと気持ちいい秋の一日になるであろう。 Taka記、撮影:2014年11月22日 |
静かに朝靄(もや)が立ち込める白川の里の朝 |
朝日が昇るにつれ、朝もやが次第に晴れて行く。そして一日が始まる。 |
山麓に朝靄がたなびく高城山の山並みと京都峠 |