今週の1枚

No.459  涼感たっぷり!慈恩の滝!  〜大分県天ヶ瀬町/玖珠町〜


上段20m,下段10mの慈恩の滝


今年の夏は梅雨明け当初の7月下旬は猛暑であったが、その後は雨や曇りが多く、天候不順な夏となっている。
夏といえば、海や川、山などに涼を求めて出かけるのであるが、今年は天候が優れない日が多かったせいか、どちらかと言うと出かける機会が少なかった。 そんな中、7月下旬の猛暑の頃に涼を求めて大分県の慈恩の滝に出かけたくらいであろうか。
慈恩の滝は、大分県の玖珠町と日田市天ケ瀬の境にあり、国道210号線のすぐ横にあり非常にわかり易い滝である。 たぶん、国道210号線のこの辺りを通った人は、必ず目にしている滝である。 また、JR久大本線の杉河内駅から歩いて行くこともでき、車でも電車でも簡単に行くことができる。 滝というと、とかく駐車場から山道をかなり歩かないと辿り着かないところが多いが、この慈恩の滝は気軽に行くことができるのである。 かといって、そんなに小さな滝というわけでもない。 二段の滝で上段20m、下段10mで合わせて30mの迫力ある滝で、下の広い滝つぼにドドッと流れ落ちる見ごたえある滝である。 おまけに、この滝は流れ落ちる滝の裏側へも遊歩道で通り抜けることができ、滝を裏側を簡単に安全に眺めることができるのである。 いわゆる「裏見の滝」である。
梅雨明けの猛暑が始まった7月下旬、この滝へ行ってみると、多くの家族連れで賑わっていた。 国道から下に降りていくと、目の前に滝つぼと二段の滝が現れる。 二段の滝が、水しぶきをあげ、怒涛のごとく滝つぼに滝が流れ落ちていく様は実に美しい姿である。 見物客は皆、滝の裏側への続く遊歩道へ降りていく。滝つぼを一周するように遊歩道が設置されているのである。 私は何度か訪れているが、いつ来てもやはり滝の裏側に行ってみたくなる。 滝の近くへ降りていくと、水しぶきが冷気の滝風と一緒に流れてきて、実に涼しい! 水しぶきを体に受けながら、滝の裏側に行ってみる。滝の裏側にはちょうど人が入れるくらいの窪んだ洞穴があり、そこに入ると水しぶきを少しは防げる。 滝の裏側に立ち、滝つぼを眺めてみた。真上から、怒涛のように水が流れ落ちてきて目の前が水のカーテンのようになり実に迫力満点である。 家族連れはキャーキャーと声を上げながら楽しそうに滝の裏側を通って行く。
慈恩の滝は簡単に行くことができ、涼感たっぷりで家族で楽しめるすばらしい滝である。 是非、皆さんも国道210号線で滝の横を通ったときは、立ち寄ってほしいスポットである。 そんな、慈恩の滝の写真を今回紹介します!

Taka記、撮影:2014年7月27日

210号線のすぐ横にある駐車場

駐車場から国道の向こうに慈恩の滝が見える

国道を降りていくと、橋の上から滝壺と二段の滝を目の前に見ることができる

橋から遊歩道を降りていき滝壺へ向かう

滝側から見る橋

滝の裏側を行く見物客が見える

滝壺が近くなると水しぶきがかかってくる

滝の裏側から写真を撮る見物客

水しぶきを浴びながら滝裏を通り過ぎる見物客

滝の裏には人が入れる洞穴ができている

滝の裏側から流れ落ちる滝を見る!迫力満点だ!

右回りに一周して戻ってくる

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