No.446 | 豊前市の河津桜 〜福岡県豊前市〜 |
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福岡県豊前市に一足早く春の訪れを告げてくれる「河津桜」がある。
2月下旬から3月中旬、豊前松江の丘陵地の一角がピンクの河津桜で覆われる。
河津桜は早咲きの桜として知られ、静岡県が発祥とされる。
ソメイヨシノ等に比べると、その花は濃いピンク色で鮮やかである。
ここ豊前市の河津桜も静岡出身の方が植樹され、育てて来られたらしい。 数年前まではあまり知られてなかったが、その後、新聞やTVなどで報じられ、 最近はシーズンになるとかなり多くの人がこの桜を見に訪れるようになった。 地元でもこの河津桜を町おこしの一つとして力を入れており、駐車場や農産物販売所も整備されており、 シーズンになると「桜まつり」も開催され、沢山の見物客で溢れるようになった。 私もかなり前からこの河津桜を見に来ているが、周辺の変わりようには驚くばかりである。 特に最近はその近くで東九州自動車道の工事が行われており、少しアプローチがしにくくなっているが、工事が終わるとまた整備されるであろう。 3月初旬、その河津桜を見に出かけてみた。 国道10号線の豊前松江駅前と角田駐在所の間から、山側に入る道がある。 シーズンには「河津桜」の表示もされているのでわかりやすい。 住宅地の間の坂道を車で丘陵地へ上がって行くと、道脇にピンクの河津桜が現れ始める。 福祉施設の望海荘を目安に行くとわかりやすい。 望海荘の少し先に、専用の駐車場が整備されており、そこに車を止める。 車を降りると、丘陵地からの眺めもよく、下のほうに豊前海の海が見渡せる。 駐車場からは右側の農産物販売所の前を通り奥に歩いて行く。道沿いには河津桜が沢山植えられており、既に満開近くまで咲いていた。 綺麗な濃いピンク色の河津桜を見ながら奥へ行くと、沢山の河津桜が植えられた開けた丘陵地に出る。 ミカンの木に混じって、桜が植えられている様子もまた面白い。 夕方であったが、家族連れなど沢山の人が来ており、写真を撮りあっていた。 以前に比べると、桜の木も大きくなり、また増えたようだ。 奥のほうに行くと、桜の木の下に黄色い菜の花も咲き乱れていた。 菜の花の黄色と河津桜のピンク色が春の華やかさを感じさせてくれる。 春らしいと言えどもまだ3月初旬であるので、風は少し冷たい。 来られる人は防寒対策はしっかりされたほうがいい。 丘陵地をしばらく散策し、一足早い春爛漫を満喫した。 きっとシーズンの週末には沢山の人で一杯になるのであろう。 この河津桜を植樹し育てられ、そして整備いただいてる関係者に感謝したい。 Taka記、撮影:2014年3月7日 |
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河津桜への行き方 | |
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国道10号線、豊前松江駅前と角田駐在所の間の道を山側へ入っていく。 |