No.430 | 「元気つくし」の真っ直ぐ田植えコンテスト! 〜福岡県苅田町白川〜 |
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「元気つくし」といえば、高温に強く、とっても美味しいと評判の福岡県が開発した品種だ!
この「元気つくし」、実は、平成23、24年産と連続で日本穀物検定協会が主催する全国食味ランキングで最高位の「特A」ランクという称号を得ている。
しかも、平成23年産は、並み居る東北、北陸の強豪を抑えて日本一の食味評価を受けたという噂だ(これは本当らしい・・・)。
この品種、ここ白川ではまだ数名の人しか作っていない。というのは、ここ白川はこれまた美味しい「夢つくし」の生産地なのだ。 我が家でも平成6年から19年間作り続け、毎年、9俵前後は穫れるいい品種だ。 しかし、今年はさらに美味しい白川米を作るために満を持して我が家でも作ることにしたのだ!! ただ作るだけではおもしろくない! ということで知り合いの若人に声をかけて「元気つくしの真っ直ぐ田植えコンテストをやるからうちに来ないかい?」と声をかけたのだ。 ちょうどその日空いていた2人の若者が田植えコンテストに参戦することになった。 田植えには自信があるというyokoさん、初めての田植えというsakaさん、そして田植えは日本で一番上手いと自負している私ことtakeの3人でコンテストを行うことになった。 コンテストは6月9日とした。実はその1週間前に、コンテスト圃場の代かきを別の若者、setoさんにお願いした (実は、代かきが上手ければハンドルを握っておけば真っ直ぐ田植機が走ってくれるのだ・・・)。 さてコンテスト当日、朝9時30分から開始。機械操作をyokoさんとsakaさんに教えてさあコンテスト開始。 まずは、お手本をtakeさんが示した。「うん? 最初少し曲がったが、後は真っ直ぐに植えた(どんなもんだい!・・・と思った)。 次に、yokoさんが1往復してきた(少し曲がったなあ・・・と思った)。次に本番のコンテスト田植えだ。 yokoさんは、前の少し曲がったのも苦にせず、実に見事に真っ直ぐに植えた(やばい!)。 最後に、今回、田植えが初めてのsakaさん。 まずは手始めの1往復。少し曲がった。コンテスト植えでは、前の曲がり具合を修正して、それなりに植えていった(初めてにしては、上出来だ!)。 20aの田んぼを約2時間で植え終えた。 |
さて、3人の植えた後を写真判定のため撮影した。
うーん、初めてのsakaさんは良く健闘した(パチパチ)。残りのyokoさんとtakeを比較すると、こりゃまいった!
どうみてもyokoさんが真っ直ぐに植えているではないか! 日本一の米つくり農家を自負するtakeがなんと負けてしまった・・・。「元気つくし真っ直ぐ田植えコンテスト」の平成25年度優勝者はyokoさんと決まった! 写真判定があるので潔く負けを認めたのだった(私やsakaさんが少し曲がったのは、初めて代かきをしたsetoさんのせいではないかと負けを認めたくない根性を露呈する羽目になったのははずかしい)。
さて、楽しい真っ直ぐ田植えコンテストが終わった。
この「元気つくし」、今からグングン大きくなって、温暖化の進む夏も乗り越え、秋にはそれは立派なとびっきり美味しいお米に育ってくれるに違いない。
秋がほんとに待ち遠しい・・・!!
Take記、撮影:2013年6月9日 |
前週に代かき準備 |
これが元気づくしだ!今から植えます! |
まずは、Takeさんがお手本?で植える |
次に、yokoさんが植え始める |
うーん、yokoさん、実にいい感じだ |
そして、sakaさんが植える |
2時間ほどで田植完了!さて、田植コンテストの勝敗は? |
sakaさんの田植の軌跡。ちょっと曲がってるか? |
師匠Takeさんの軌跡。かなり真っすぐか? |
そして、yokoさんの軌跡!これは実に真っすぐ!文句なしでyokoさんの優勝〜! |