No.412 | 新米を食す!2012年の白川のお米 〜福岡県苅田町白川〜 |
新米とちらし寿司 |
今年の夏もやはり異常気象だった。記憶に残る7月はじめの中津を襲った豪雨、7月13日を中心とした九州北部豪雨は大きな被害をもたらした。
梅雨明けは7月23日と遅く、7月は総じて日照不足、8月は一転して平均気温は27.7℃(行橋、平年気温26.9℃)と暑い夏だった。 さてここ白川の稲は梅雨明け以降、順調な回復を示し、夜には稲体を冷やすために水の掛け流しを行うなど高温対策はバッチリ行った。 我が家では頻繁に愛犬とともに朝夕の田周りを行うなど大切に稲を育ててきた。その甲斐あって、9月中旬には待ちに待った稲刈りを迎えた。 我が家の稲刈りも順調に終わり、近くの営農組合で籾摺りを行ってもらった。籾摺り途中でお米の品質をみた。 「おっ!これは美しい!透明なプリッと膨らんだお米だ!」と品質、収量(9.4俵/10a)も結構いいぞ!と無事籾摺り収量! しかし、すぐには新米が食べられないのだ。つまり家にはまだ昨年産のお米が数俵残っていた(古米とはいっても、冷蔵庫に保管しているので結構味は落ちないのだが・・・)。 さて、11月中旬になって、ようやく新米が食べられることになった! 今日(11/17)の夕食は、新米で作ったちらし寿司! 家族で「おいしい! 幸せ〜!」といいながら、我が家では恒例、「初物は東の空を向いて大声で笑う」という家訓を守って、大笑いした。 人が見たら変な光景と思うに違いない。 しかし、新米は美味かったあ〜! 日本人に生まれて良かったと思う至福の瞬間である。 そして、2012年の米作りを振り返ります! Take記、撮影:2012年7〜11月 |
7月の白川と稲の風景 |
夜の稲 |
夜の稲(水かけ流し)高温対策 |
犬と一緒に稲の見廻り |
スズメ除けの稲 |
収穫前の稲 |
収穫の様子 |
籾搬入 |
籾摺り |
籾摺り終了 |
新米の玄米 |