No.404 | 龍馬の風鈴と杯 〜有田焼〜 |
二年前に購入した龍馬の風鈴 |
我が家のリビングの窓に今年も風鈴が登場した。坂本龍馬が描かれた有田焼きの風鈴である。
二年前、仕事で有田へ出向いた時に買った風鈴である。
二年前と言うと、NHKの大河ドラマがちょうど坂本龍馬であった。
この大河ドラマは私とTakeさんも毎週楽しみで、何度とドラマを一緒に見ながら一献傾けたものである。 そんな時、訪れたとある有田焼きのお店の軒先でチリンと揺れていたのがこの風鈴であった。 有田焼きと坂本龍馬は今一つピンとこなかったがよく長崎を行き来していた龍馬もこの有田の地を訪れたことがあったかもしれない。 龍馬ブームの時、ちょうどこの風鈴と出会ったのも何かの縁と思いすぐに買求めた。 それ以来、夏になると我が家の窓の下でこの風鈴がチリンチリンと揺れている。 そして今年、また有田へ出向く機会があった。ふとこの風鈴のことを思い出し、今年の大河ドラマは平清盛であるので、 もしかしたら清盛の風鈴があるかもしれないとそのお店に行ってみた。 店内でいくつもの風鈴が揺れていたが、残念ながら清盛の風鈴はなかった。 お店の人に聞いて見ると、あの龍馬の風鈴はこの店のオリジナルでありあの年限りであったらしい。 友人が買い物をしている間に、店内を見渡していると、ふと角に置かれた籠の中に見慣れた坂本龍馬の絵柄と同じ「ぐい呑み」があるのが目にとまった。 まさしく二年前に購入した龍馬の風鈴と同じ絵柄で、風鈴を逆さまにした感じのぐい呑みで、籠の中にちょうど2個だけ置かれていた。 これはきっとあの風鈴と同じ二年前に一緒に作られた「ぐい呑み」の残りに違いないと確信した。 そして、その数も2個だけ残っており、「この杯でTakeさんと二人で一緒に一献やってくれ!」と龍馬が私に語りかけているようであった。 すぐにその杯を買ったのはいうまでもない。 そして昨夜、その杯でTakeさんと一緒に美味い日本酒にいただいた。 新しい日本を創造した男・風雲児・坂本龍馬。 我々もいつまでも夢を持って行きたいものである。 Taka記、撮影:2012年7月7日 |
癒しの風鈴 |
風雲児・坂本龍馬とお龍さん |
今回買い求めた龍馬とお龍さんの杯 |