今週の1枚

No.374  2011年夏、平尾台草刈り  〜苅田町白川〜  更新日:2011/8/1


貫山を背に広谷台への道を刈る

広谷台から鬼の唐手岩へ
白川の「郷土の自然と文化を守る会」による等覚寺、青龍窟周辺の草刈が7月30日に行われた。 その草刈の様子を紹介します。
草刈は、毎年5月から10月の間に3回行っており、この8月の草刈が暑さと草の多さで一番過酷である。 今回はパラグライダーの関係者も加わり、かなりの人数が集まった。
8:00に等覚寺林道入口の広場に集合。森下会長の挨拶の後、各組の草刈の持ち場が伝えられる。 等覚寺林道から青龍窟周辺ルート、青龍窟から田代峠・田代の岩屋・広谷湿原ルート、そして貫山登山道から広谷台・鬼の唐手岩ルートに各地区が割り当てられる。 私の地区はいつものように貫山登山道から広谷台へのルートである。ルートの中で一番高低差があるきついルートである。 きついルートではあるが、広谷台周辺の尾根道が展望もよく気持ちいいルートでもある。
貫山登山道は夏草がかなり生い茂っており、蔓もからまりかなり草刈がやりにくい。 そんな中、一列に並び、刈りながら登山道を登って行く。抜きつ抜かれつ交替しながら刈っていく。 上のほうにNTTの鉄塔が見えてくる。真夏の草刈はかなりハードだ。平尾台の草原は日陰がないので、笹の陰に隠れるように休憩する。
斜面を登りあがると眼下に広谷湿原が広がってくる。ここからは明るい草原の中の遊歩道の草刈りである。 ここから広谷台へ続く散策道は展望もよく実に気持ちいい。振り返ると貫山が見える。
広谷台からは鬼の唐手岩に向かって下って行く。ここからは石灰岩多くなり、草刈はやりにくくなる。 鬼の唐手岩に到着する。ここからの展望は抜群である。草刈機を片手に岩の上から、白川を見下ろす。下の方で草刈をしている人が見える。 広谷湿原を見下ろすと綺麗に刈られて遊歩道の線が良く見える。
最後は青龍窟へ下り、そこで皆に合流である。青龍窟に着くと既に草刈は終了していた。青龍窟前も綺麗に刈られ、すっきりしていた。
真夏の平尾台の草刈り。皆さん、暑い中、お疲れ様でした!
これで、ここへ来られる人達も気持ちいい散策ができるに違いない!

Taka記、撮影:2011年7月30日

青龍窟・広谷周辺草刈り(2010年春)
2009/10月の草刈風景(青龍窟から広谷湿原)
2009/8月の草刈風景(等覚寺林道から青龍窟)
8:00、等覚寺林道入口の広場に集合 森下会長の挨拶
軽トラに乗り合わせて、持ち場へ移動 我々は貫山登山道を刈りながら登る
かなりの夏草が生い茂っている。 刈りながら登って行く
日差しも暑く汗が噴き出る 平尾台は日影が少ない。笹の陰の唯一の日陰で休む。
燃料の運搬も大変だ。 遠く後ろに白川から行橋の街が見えてくる。
ここを刈り上げるとNTT鉄塔への車道へ出る。 広谷湿原を見下ろす。
ここからは明るい草原の中の気持ちいい道となる。 広谷台へ向かって刈って行く。綺麗な道ができていく。
広谷台への登り。後ろに貫山の姿が見える。 広谷台へはもうすぐだ!
広谷台の山頂を刈る。 ここからは眼下に白川や行橋方面が見渡せる。
広谷台からは鬼の唐手岩へ向かって下っていく。 石灰岩が多くなってくると草刈はかなりやりくい。
鬼の唐手岩が見えてくる。 鬼の唐手岩周辺も綺麗になりました!
鬼の唐手岩からの展望は抜群である。白川を見下ろす。 眼下の広谷湿原の遊歩道も綺麗に刈られている。
青龍窟へ下る。途中で鬼の唐手岩を振り返る。 青龍窟の周辺も綺麗に刈られました!
猛暑の中、皆さん、お疲れさまでした!

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