No.373 | 白川の里、鷺の舞い 〜苅田町白川〜 | 更新日:2011/7/24 |
見事なサギの舞い |
7月、白川の里の田んぼは成長した稲で一面緑色になってくる。 そんな緑色の田んぼの中を我がもの顔にウロウロしているのがサギ達である。 田園の広がる白川では一年を通してサギが見られるが、田んぼが緑一色になったこの時期のサギの姿が私は一番好きである。 ここ白川ではコサギ、アマサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギのサギ達を見ることができる。 青い空、白い雲の暑い夏の日差しの中、緑色の田んぼの中の白いサギの姿は実にこの時期の田んぼによく映える。 梅雨明けの7月の夏の暑い日、そんな田んぼを見ながらのんびりと白川の里を散歩していたら、二羽のチュウサギとひとりぼっちのゴイサギが同じ畦に立っていた。 白くてスマートな首をもたげた二羽のチュウサギは二人で仲良く並んで戯れていた。その姿はサギの舞いを見ているようにしなやかで綺麗であった。 その横でずんぐりむっくりのゴイサギ君が一人で寂しそうに佇んでいた。その姿は実に対照的でなんとも微笑ましい光景であった。 向こうの田んぼでは大きなアオサギが稲の中からこちらを睨みつけるように首をのばしていた。 この時期の白川の里でいろいろなサギ達の姿を見て回るのは実に楽しいものだ。 Taka記、撮影:2011年7月10日 |
畦に並ぶチュウサギとゴイサギ |
仲のいいチュウサギ |
緑の田んぼに良く映えるチュウサギ |
ずんぐりむっくりのゴイザギ君 |
睨みつけるアオサギ |