今週の1枚

No.341  殿川ダムの桜  〜福岡県苅田町〜

殿川ダム車道脇の桜並木


殿川ダムの桜が満開らしいとの話を聞き出かけた。殿川ダムは苅田町役場から西の京都峠へ向かう途中にあるダム湖である。 ダム周辺ははアラカシ林の自然林が豊富で、またダム北側の山の斜面の鍾乳洞窟には内尾の薬師如来が安置されており、不思議な雰囲気の空間であり見どころは多いエリアである。
そんな殿川ダムの周辺が町民有志ボランティア団体の「殿川クリーンクラブ」により整備されてきている。行ってみるとダム横の車道の脇の斜面広場は満開のソメイヨシノの桜並木で彩られていた。 テーブルや椅子も設置され、既に沢山の見物客で賑わっていた。桜の斜面を歩いてみた。ピンクの桜の向こうに殿川ダム緑色の湖面が美しい。そして、その斜面を苅田町の主要産業である石灰岩運搬用コンベアが横切っており、その景観も実に苅田町らしい風景である。 ちょうどクリーンクラブ会長の守さんにお会いした。守さんとは数年前の苅田町観光ワーキンググループでご一緒させていただいた。その時に殿川ダム周辺整備を熱く語られていたが、まさにその夢を実現しつつある姿は輝いていた。 周辺には若木の桜も多く植えられており、将来が楽しみである。整備にご尽力いただいている関係団体に感謝したい。
Taka記、撮影:2010年4月4日

いっぱいの水をたたえる殿川ダム湖


ダムの北側にはアラカシ林が広がり、その一角に内尾薬師の洞窟が見える


ダムからは苅田の町部を見下ろすことができる


ダム車道脇の桜の広場


テーブルや椅子も設置されておりのんびりできる


桜並木の向こうにダムが見える


斜面に座りのんびりと桜を眺める


苅田町産業のシンボルの石灰岩運搬コンベアと桜並木


ボランティアの皆さんにより、豚汁も販売


殿川クリーンクラブ会長の守さん


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