今週の1枚

No.335  水田雑草「ヌマツルギク」  〜福岡県苅田町〜

その名もヌマツルギク。キク科の帰化植物である。 秋も深まり始じめ、田んぼの稲刈りも終わりつつある頃、田んぼの畔道に黄色い花が咲き始める。
10年ほど前の秋、ここ白川に戻ってきて最初の稲刈りで田んぼに出た時、畔道に今まで見たことがない黄色い花が咲いてるのに気づいた。 早速、田んぼに詳しい相棒のTAKEさんに聞いてみると、帰化植物の「ヌマツルギク」であるという。
ヌマツルギクは北アメリカ原産の多年草の植物で、どうやら1960年頃から日本で見られるようになったらしい。 10年ほど前の1998年頃、繁殖力が非常に高い水田の雑草として、ここ京築地方でも問題となってきたらしい。 ヌマツルギクの生態及び防除方法などは、Takeさんにより詳しく報告新しい水田雑草ヌマツルギクの生態と防除されているので参照されたい。
ここ白川でも年々広がってきており、既に秋の風物詩となってきている。あぜ道に咲き乱れた黄色いその花は意外と綺麗で、花もよく見ると端正なしっかりした花である。
Taka記、撮影:2009年10/17


畦道に連なるヌマツルギクの群落


ヌマツルギク


ヌマツルギク


ヌマツルギクとミゾソバ


ミゾソバ


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