No.300 | 静御前のお墓と徳佐盆地 〜山口県阿東町徳佐〜 |
竹林の中にひっそり佇む「静御前のお墓」 |
歴史的に謎の多い人物には日本各地にその人にまつわるお墓がある。
山口県阿東町徳佐盆地の国道9号を走っているとその看板が目に入る。静御前のお墓の案内である。
静御前は歴史的悲劇のヒーロー源義経の愛妾として知られている。源義経の死後、流浪の末、母の磯禅師や侍女達と一緒に源平合戦にゆかりのある山口県へ移ってきたと言われているが、その晩年の消息は明らかでない。
十種ケ峰の山麓、徳佐盆地の一角の竹林の中にそのお墓がある。りんご園の横を抜け、竹林に入ると、薄暗い竹林の中に静かに三つの塔婆が佇んでいた。 場所の地図(Googleマップ)を見る Taka記、撮影:2008年11月22日 |
徳佐盆地、国道9号線沿いに案内板がある |
民家の前、りんご園の横にお墓への入口がある。 |
入口にある案内板 |
入口から2,3分歩くと薄暗い竹林の中にひっそりとそのお墓が佇んでいる。 |
ひっそりと並ぶ三つのお墓 |
朝もやに佇む静かな徳佐盆地の風景 |
朝日を浴びて輝き始める、秀麗「十種ケ峰(とくさがみね)」 |