今週の1枚


No.263  長州ファイブ・紅芋焼酎  〜山口県萩市〜



紅芋焼酎・長州ファイブ


幕末の1863年、命がけでイギリスに密航し、ロンドン大学で学びながらイギリスの近代技術を学んだ若者5人がいた。 その名は「長州ファイブ」。
その5人の名は「伊藤博文(22歳)」、「井上馨(29歳)」、「井上勝(20歳)」、「遠藤謹助(27歳)」、「山尾庸三(26歳)」である。 長州というと、吉田松陰を始めとして、幕末、倒幕のために身を挺した数々の志士達のイメージが強いが、 その時代の回天の中で、遠い外国へ渡り先進の技術を身につけ、明治維新以後の日本の近代化の礎になったのが、この長州ファイブであろう。
そもそも私はこの長州ファイブのことを知らなかった。この3月11日、萩・笠山の椿まつりを訪れた。 その会場の露店で偶然にも目にしたのが「紅芋焼酎・長州ファイブ」である。 萩が大好きで、また芋焼酎も大好きな私は無意識に購入していた。 箱書きを見ると、企画・映画「長州ファイブ」製作委員会とある。映画の記念の一環としてこの焼酎が企画されたのであろうが、残念ながらまだこの映画を見たことがない。
帰宅後、しばらくしてTakeさんとこの焼酎を飲んだ。山口県の芋焼酎は初めての経験であったが、気のせいか明治維新の芋の香りがした気がした。 いつかこの映画を見て、5人のことを知りたいと思う。
Taka記、撮影:2007年3月20日




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