今週の1枚


No.262   萩・椿まつり(笠山・虎ケ崎)  〜山口県萩市〜



山口県萩の市街から国道191号線を少し北上すると笠山・虎ケ崎の半島が左手に現れる。 笠山は標高112mで日本一小さい火山であり、直径30m程度の東洋一小さい噴火口も残っており、 またその麓には流れ出た溶岩で形成された国の天然記念物のかん水湖「明神池」や風穴もあり見所は多い。
日本海に突き出たその笠山半島の先端が虎ケ崎であり、明神池・笠山から突端の虎ケ崎灯台までは遊歩道が整備されて おり、独特な植物を見ながらのんびりと散策できる。
圧巻はやはり虎ケ崎周辺のヤブ椿の群生であろう。笠山から虎ケ崎灯台までは50−60種類で約25000本ものヤブ椿が自生しており、 12月中旬から3月下旬まで開花したヤブツバキの花を楽しむことができる。 特に2月中旬から3月中旬までは「萩・椿まつり」が開催され、多くの観光客が訪れてくる。
そんな3月中旬、関東の友人を連れてこの笠山を訪れた。 ポカポカした春の陽気で風もそんなに強くなく心地よい。 笠山のヤブツバキは全体的に背が高く、木についた花は見上げないとよく見えないほどである。 見所はやはり、遊歩道に落ちた「落椿」である。 運がいいと、遊歩道一面に敷き詰められた赤い椿の景を見ることができるらしいが、今回はその名残を少し見れただけであった。 たぶん夜半に風が吹いた翌朝早朝が一番のねらい目であろう。それでも、このヤブツバキの群生は見事である。
中央部の広場では、地元の海産物の露店が並んでおり、萩特産の地ビールとサザエのつぼ焼き・イカ焼きでの一杯は最高である! 全員、いい気分で先端の虎ケ崎灯台へ行ってみる。白い灯台の向こうに、青い海と白い波の日本海の海が目の前に広がる。 台形状の独特な形の島々が印象的であった。
ヤブツバキ、青い海、そして海の幸に大満足。その余韻で萩の道の駅「シーマート」へ向かった。
Taka記、撮影:2007年3月11日


見事なヤブツバキの群生


椿まつりの会場はお店がいっぱい


萩の地ビールと海の幸で気分最高!


会場のメインステージでのイベント


海の幸がいっぱいの露店
たまりません!


虎ケ崎灯台


目の前に広がる日本海の青い海


TOP(白川の里)へ戻る 散歩道のTOPへ(過去の写真)