No.242 | 正八幡神社: 菖蒲の頃 〜行橋市〜 |
正八幡の菖蒲 |
6月中旬、行橋市大橋にある正八幡神社を訪れてみた。
入梅後、本格的な雨が降り出す前の晴れ間であった。
正八幡神社は大きな楠の森に囲まれた静かな佇まいの神社である。
正面参道のアーチ橋がかかる池にはちょうど菖蒲の花が咲き誇っていた。
数は多くないが、こじんまりとした池に綺麗に手入れされた色とりどりの菖蒲を楽しむことができる。 アーチを渡った左手に、「むすび玉」がある。石の玉が水の上で回っており、たぶんアベックでこの石に触るとうまく結ばれるのかもしれない。 正八幡宮は大きなクスノキで囲まれている。本殿の右手前に樹齢350年程の御神木のクスノキがあり、毎年5-7月にはアオバズクが住み着いている。 苔むした大木を見上げてみると、目の前の枝に目を見開いたアオバズクが弁慶のようにじっと佇んでいた。 この時期の正八幡宮には是非、訪れてほしいものである。 撮影:2006年6月18日 |
6月初旬から中旬は菖蒲祭りが開催されている。 |
クスノキに囲まれた厳かな本殿 |
こじんまりとした菖蒲池 |
アーチの両側に菖蒲がある。 |
菖蒲 |
菖蒲 |
くるくる回る「むすび玉」 |
御百度参りに使う石 |
大きなクスノキが多い |
苔むした厳かな姿のクスノキ |
毎年やってくるアオバズク | |