今週の1枚


No.236【2006.1.29】唱歌「汽車」 〜福島県広野町〜


唱歌「汽車」の歌碑


♪今は山中 今は浜 今は鉄橋渡るぞと
思うまもなくトンネルの 闇を通って広野原♪

子供の頃、誰もが一度は歌ったことがある唱歌「汽車」の歌詞である。
仕事の出張で福島県のある駅に降り立った。駅のホームに立っていた碑をふと見ると、この歌の歌碑であった。 その駅は、常磐線福島県の広野駅である。歌の歌詞の最後に出てくる「広野原」は実はこの駅のある広野町のことであることをこの時私は初めて知った。
作詞家の大和田建樹氏が東北旅行の折り、常磐線の久ノ浜駅から広野駅の間の景観を読み込んだ歌であるらしい。
その久ノ浜から広野の間は約15分程度。海岸線ののどかな景観で確かにトンネルが多く、その途中に青い綺麗な海が望めた。
思わずこの歌の中に入り込んだ気持ちになり、ゆっくりと電車に揺られた。

撮影:2006年1月

歌碑がある広野駅舎とホーム


「汽車」の歌碑


明るい広々とした広野原が広がる。


この先に広野原へ出るトンネルがある。


トンネルの合間に綺麗な海が見える。


久ノ浜駅


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