今週の1枚


No.226【2005.6.26】 ホルンフェルス大断層 〜山口県須佐町〜


ホルンフェルス大断層の概観


山口県須佐町のホルンフェルス大断層を見に行った。須佐町は山口県の北東部に位置し、島根県に近い。 須佐町一帯は「北長門国定公園」として、山陰特有の海と海岸が綺麗なところである。
須佐町観光地図を見る

ホルンフェルスは熱変性を受けた地層である。約1500年前、砂岩や頁岩(けつがん)層から成る須佐層群を 突き破って高温のマグマが噴き出した時、その力と熱による熱変性作用を受けた岩石がホルンフェルスと 呼ばれるようになったらしい。
この大断層は熱変性を受けた砂岩と頁岩の互層で、白と黒の縞模様状になっている高さ約15mの海食崖である。
岩石を割ると角ばった破面で割れることから、角石(つのいし)の意味を現す「ホルンフェルス
(hornhelts)」と言われているらしい。



撮影:2005年6月26日

駐車場から遊歩道を向かう。
海岸の下にホルンフェルスが見える。


よく整備された遊歩道を下って行く。


遊歩道が終わるとホルンフェルスの上部に出る。


ホルンフェルスの上から下を見降ろす。


下に降りて断層を見る。白と黒のコントラストがきれい。


近くに寄ってみると更にすごい!


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