No.223【2005.5.8】 アケボノツツジ 〜祖母傾縦走路(大分県)〜 |
アケボノツツジと祖母山 |
アケボノツツジ。山地の岩場などに生える落葉低木である。
東日本に生育しているアカヤシオの母種にあたり、近畿地方以西、四国、九州に分布する。
九州では主に大分・宮崎県の山地部である祖母傾山系、大崩山系で見ることができる。 昨年に続き、今年のGWもまた祖母傾の縦走に出かけた。この時期の祖母傾縦走路はアケボノツツジとシャクナゲのピンクで彩られ、 新緑の緑と青空のコントラストが素晴らしく綺麗で、毎年でも出かけて行きたいところである。昨年は残念ながら雨の天気だったので、今年は天気を重視し出かけた。 一日目は生憎ほとんどが白いガスの中であったが、白いスクリーンに浮かぶピンクのアケボノツツジは深山幽谷の幻想的な美しさであった。二日目以降は雲ひとつない青空天気となった。 青空の中に浮かぶピンクの花びらは、まるで空中を飛び回るピンクの蝶のように気持ちよく風にそよいでいた。3日間、アケボ三昧の縦走であった。 撮影:2005年5月2〜4日 |
ガスに佇むアケボノツツジ |
ガスの中のアケボノツツジとシャクナゲ |
青空とアケボノツツジ |
青空とアケボノツツジ |
本谷山三国岩よりの展望(5/3) |
トクビ展望台より(5/3) |
笠松山より望む |
傾山とアケボノツツジ(5/4) |