No.217【2005.2.20】 綱敷天満宮(早春の候) 〜福岡県椎田町〜 |
綱敷天満宮の本殿 |
「綱敷天満宮」は椎田町の海岸沿いにあり、別名「浜の宮」と呼ばれる。
その祭神は天満宮だけに、「菅原道真公」である。 901年、左遷された道真公が大宰府へ赴くとき、暴風に遭いこの浜に流れ着いた。 その時に、とりあえず魚船の網を敷いて休んでもらったらしい。 そして、村人達はこの地に休み所を造り、しばらく休養された後、筑紫の大宰府へ向かわれたらしい。 その後、その古事により、この地に「綱敷天満宮」が奉られたと言われる。 大宰府天満宮と同じように、この綱敷天満宮にも多くの梅が植えられている。2月中旬の晴れた日に、梅を見に出かけてみた。 参道には露店が出ており、大宰府名物の「梅ケ枝餅」の店も出ている。 本殿周辺の梅は2〜3部咲き程度であった。白い梅の間に、ほんのりと色づいた紅梅が春の気配を漂わせる。梅の花が青空に映え、とても綺麗であった。 春はもうそこまで来ているようだ。 綱敷天満宮は学問の神様である。娘の高校受験の祈願に手を合わせた。 撮影:2005年2月13日 |
海沿いの松に囲まれた綱敷天満宮 |
参道には露店が並ぶ |
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