今週の1枚


No.196【2004.5.30】 水田夜景 〜田植えの後の白川の里〜




6月に入るとここ白川はほぼ田植えも終わり、水がたたえられた水田が広がる。 夜になると蛙の合唱が始まる。
そして、この時期と言えばホタルだ。
夕陽が沈み暗くなる夜8時頃、ほわほわっとほのかな灯りが漂い始める。我が家の家の近くに、ホタルが結構、見られる場所がある。 あまり人に知られてないので、訪れる人はほとんどが地元の人達であり、静かにホタルを楽しむことができる。今年は五月中旬頃から、時折、見に行っているが、例年になく あまりホタルが芳しくない。多いときの半分以下であろう。
先週の週末の夜も、ホタルの写真を撮りに出かけた。 しばらく天気が続いていたせいか、暗くなっても少し暑いほどだ。しばらく待っていたが、やはりホタルが少ない。 しかたがないので、ホタルをあきらめ、夜景を撮ることにした。と言っても、ここ白川にきらびやかなネオンがあるわけでもなし、暗い農村が広がるだけである。 でも、この時期の田んぼは夜でも美しい。田植えが終わり、面々と張られた水の水田の水面に、街路灯の明かりが映り、水面に光ってとても綺麗だ。
賑やかな蛙の声を聞きながら、のんびりと水田夜景を眺めた。


撮影:2004年6月4日

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