今週の1枚


No.190【2004.3.23】 醤油蔵にて 〜風の旅人・中津ひなまつりinむろや醤油〜


"むろや醤油(中津市)の蔵"にて。演奏する「風の旅人」。


大分県中津市と言えば、一万円札の福沢諭吉で有名である。中津市は福岡県と大分県の県境の市であり、黒田孝高が築城した中津城の城下町である。お城の周辺には今尚、昔ながらの街並みが残る落ち着いた歴史感溢れる静かな街である。
それゆえ、昔ながらの「おひなさま」が数多く残っている。2月中旬から3月中旬まで、中津では毎年「ひな祭り」イベントが行われる。代々、受け継いできた由緒ある古い「おひなさま」が各場所で公開される。
「むろや醤油」さんもその会場の一つである。江戸時代からの、古式ゆかしき「おひなさま」が公開されていた。その、むろや醤油さんの醤油蔵の一角で、今回、「風の旅人(アンデスの風)」のミニコンサートが行われた。
熟成中の大きな醤油樽が並んだ蔵の中に、フォルクローレの澄み切った音色が響き渡った。私は何度も、聞かせていただいているが、場所が変わると、その音色も違って聞こえる。フォルクローレはその時・その場の雰囲気に応じていつも違った顔を見せてくれる。
蔵の中で・・・・。フォルクローレの調べと大きな拍手が夜の城下町に響いていた。
撮影:2004年3月13日

蔵には、大きな醤油樽が並んでいる。


毎度ながら、太鼓や数種類のシークで大忙しの演奏。


昔ながらの佇まいの「むろや醤油」の店先。


通りには、手作りの灯篭の灯りが並んでいた。


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