| No.171【2003.6.15】焼酎グラス 〜父の日のプレゼント〜 |
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６月の第3日曜日は「父の日」であるらしい。母の日に比べると実に目立たない。たぶん、母の日に対抗してとってつけた記念日に違いないと思う。 数年前から、我が家の娘達が私に父の日のプレゼントをくれはじめた。 一昨年がネクタイ。昨年が通勤カバンであった。 さて、今年は何だろう。まさか、もうくれないってことはないよなと思っていたが、夜になって私のところへ恥かしそうに持って来た。 それは、比較的ちっちゃな箱であった。何だろうと言っても教えてくれない。開けてみると、なんと陶器のグラス「焼酎グラス」であった。 長崎県波佐見町の工房「清山」製であるようだ。コップの胴体の部分が実は二重構造になっており、冬のお湯割りが冷えにくく、夏のロックでは持つ手が冷たくないようになっているグラスである。その名も「キーポグラス」とある。 父の日のプレゼントにしては、なんとも通な代物である。上の娘が選んでくれたらしい。早速、このグラスで焼酎「みたけ」を飲んでみた。今までのガラスのグラスと違って、温かみのある味に思えてきた。割らないように大事にしなければならない。 撮影：2003年6月15日 |