No.164【2003.3.2】天拝湖公園 (福岡県筑紫野市) |
広々とした丘にある天拝湖公園 丘の上には木造の船がある 飛行機も乗っかっている |
天拝山(てんぱいざん)。 筑紫野市にある低山であるが、歴史的は有名な山である。 その昔、菅原道真公が無実を天に拝して訴えた山であるらしい。道真公は自らの身の潔白を京へ訴えかけるため、100日間もかけて山頂へ登ったといわれている。それ故、この天拝山麓には道真公ゆかりの寺社や名所旧跡が点在している。 今年は2月から週末になると雨の天気が続いている。 弥生初旬、この天拝山から基山までの自然歩道を歩いてみた。天気は生憎の雨模様であったが、早春の筑紫野路は梅・桃・桜の花の三重奏がみられ、ちょっと寒い春であった。 二日市の町から天拝山を越え、基山方面へ下っていくと、そこに天拝湖がある。その天拝湖を見おろす丘にこじんまりとした公園があった。天拝湖公園である。 芝生の張られた小高い丘は広々としており、風速計の風車があちこちでゆっくりと回っている。 その丘の上には、なんと大きな木造の船が横たわっているのである。そして、その船の上には木造の飛行機まで備えられている。まさしく、「天空の城ラピュタ」に登場してくる船や飛行機を連想させる。 そして、その船を中心にして、長いローラーコースターやパイプスライダー、ロープスライダーなど沢山の遊び道具が備わっている。 私が訪れた日は天気が良くなかったので、さすがに人は少なかったが、天気の良い日は多くの家族連れで賑わうらしい。 天拝山をハイキングし、昼食はこの天拝湖公園で。まさしく、子供連れファミリーにはもってこいの公園である。 駐車場にはトイレもあり、管理人室もあるが、入場は無料であるのがうれしい。 春から初夏にかけて、過ごし易いシーズン。 里山に囲まれたこの天拝湖公園で週末のひと時を過ごしてみてはいかがだろう。 撮影:2003年3/8 天拝湖公園で遊んだ後、この近くで寄ってみるなら | 船体のは機関銃も装備されている |
パイプスライダーも楽しいよ。 |