No.164【2003.3.2】春の準備 (トラクターの整備) |
ロータリーの下へもぐりこんでの作業。体勢がきつい! この作業を約4時間だ。 交換する前の古い刃。もう、チビチビだー! 新しい刃に交換完了! ブルーの色は初期の塗装の色だ! 作業で役立つ、手作りの「枕付き台車」だ! |
3月と言えば、もう春である。 平尾台では3月初旬の野焼きが春を告げる。 ここ白川の「米作りの春」と言えば、やはり4月からであろう。 4月からは早いところでは田植えの為の苗床など準備が始まる。 お米作りの前半のクライマックスはやはり田植えであろうが、田植え前にはいろいろな準備が必要である。 苗の準備は当然のこと、田起こし、草刈、水路掃除などなど前準備も大変である。 3月に入ると、その前準備もそろそろ始まり、また「我が家の米作り」が始まる。 米作りには、現在はいろいろな農業機械を使う。 主なものでも、トラクター、草刈り機、種蒔き機、田植え機、コンバイン、乾燥機、籾摺り機が浮かんでくる。 その中でも、一番活躍するのはトラクターであろう。田んぼのみならず、畑などの耕運にも必要であるからだ。 ここ最近は、週末になると天気が悪く、雨の多い日が続いている。 そろそろ、春の田起こし(荒田鋤き)をしないといけないのであるが、雨が多いため、なかなか田んぼが乾いてくれず、作業が 伸び伸びになっている。 昨日の雨が嘘のように、今日は青空いっぱいのうららかな春の陽気となった。 こんな天気の日は、どこかの山登りや最近とんとご無沙汰している平尾台へ上がりたい気分であるが、今日はこれからの 準備に備え、トラクターの整備を行った。 エンジンオイルなどオイル交換・チェックを行ったあと、後部ロータリー部の刃の交換を思い切って行った。 ロータリー部の刃の交換は思った以上に大変な作業である。我が家のトラクターには32枚の刃が装着されて いるが、この刃を一枚ずつ取り外し、新しい刃に交換するのである。 トラクター後部のロータリーの下にもぐりこみ、地道な刃の交換作業が始まる。 洞窟探検で狭いところは慣れているのだが、同じ体勢で同じ作業を繰り返すのは、結構つらいものがある。 ここで登場したのが、我が家のじいちゃん手作りの「枕付き台車」である。薄い板の下に、自在に動く車輪を付け、 板の片側には柱の切れ端の枕を取り付けている。この台車を体のしたに敷き、ロータリーの下にもぐりこむのである。 枕のおかげで、頭を持ち上げる力がいらず、少しは楽に作業ができる。しかし、ゴツゴツして頭が痛いのが玉に瑕である。 結局、約4時間かかって、交換完了! 今年も頼むよー! 撮影:2003年3/2 |