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No.126【2002/2/17】 アンデスの風 in 勝山町


「花まつり」を演奏するアンデスの風


子供達も手拍子で大喜び
2/17(日)勝山町で「アンデスの風」の演奏会があった。主催は子供たちのための地域活動をしている 「行橋・みやこ子供劇場こぶたサークル」である。
「アンデスの風」は福岡県を中心に、フォルクローレ音楽(南米のボリビア、ペルー、アルゼンチンの民族音楽) の演奏活動をしているグループである。
私が「アンデスの風」に始めてお目にかかったのは、昨年春の平尾台である。
いつものように、平尾台をウロウロ していると、どこからともなくフォルクローレの響きが聞こえてきた。ケーナ、サンポーニャの澄み切った音は、 春を迎えつつあった平尾台の草原風景に驚くほどよく溶け込んでいた。それまで、よく知らなかったフォルクローレ がそれ以来、私の心の中に入ってきた。
今回、ふとした機会から再びアンデスの風の演奏を聞くことができた。親子を中心とした小さな演奏会であったが、 アンデスの風と子供達が一体となった楽しい演奏を聞くことができた。南米の曲の他に、「コンドルは飛んでいく」や 「ふるさと」、「大きな古時計」なども演奏していただき、あっという間の1時間が過ぎた。
心にジーンとしみこむような、あの音色に子供達も何かを感じたであろう。
演奏後はアンデスの風も交え、手作りのカレーを食べながらいろいろお話をすることができ、とても充実した 半日であった。「アンデスの風」さん、お世話いただいた「子ども劇場」さん、どうもありがとうございました。
撮影:2002/2/17

熱演する「アンデスの風」のお二人

私の作ったサンポーニャを吹く娘
手作りのサンポーニャ(シーク)
この演奏会に先だち、先週・先々週と「シークの手作り体験」も行われ、私も参加した。 普通の竹を各音階に応じた長さに切り、糸で組み付けると、いとも簡単にシークででき てしまう。さすがに、音程は正確とは言えないが、ちゃんと音が出た時にはすごい感動 であった。長さや太さを変えることにより、数オクターブもの音を出すことができる。 本物は葦でつくるらしいが、身近な竹でもできることを知り、うれしくなった。 これからも、はまりそうな気がするが、なにぶんちゃんと音を出して吹くのは難しい。
*現地語でシーク、スペイン語ではサンポーニャと言う。

*写真は「アンデスの風」さんの了解のもとに掲載させていただいてますので、
無断での 使用はご遠慮下さい。