四季の散歩道
No.442  黒田官兵衛ゆかりの地「馬ケ岳」を歩く (行橋市/みやこ町)
   (二児神社登山口〜馬ケ岳〜大谷登山口〜豊津駅)

散策名 黒田官兵衛ゆかりの地「馬ケ岳」を歩く
コース&参考タイム 二児神社登山口駐車場→(5分)二児神社→(20分)本丸・二の丸分岐→(5分)馬ケ岳西山(本丸)→(10分)東山(二の丸)→(10分)展望所
→(7分)土塁跡→(14分)大谷登山口→(10分)大谷駐車場→(25分)豊津駅
所要時間 約2時間(休憩含まず)*時間はあくまでも参考タイムです。
駐車場二児神社(みやこ町)、大谷駐車場(行橋市)
取材日2014年1月11日

馬ガ岳周辺案内図

随所に案内図が整備されている。豊津駅前にある案内図。

馬ケ岳は行橋市とみやこ町の境にある標高216mの山で、室町時代から戦国時代後期まで、豊前地域の要所としての山城「馬ケ岳城」があった山である。 かつて毛利氏や大内氏、大友氏などが豊前地域の支配をめぐりこの馬ケ岳城の争奪戦を繰り返していたが、1586年(天正14年)に豊臣秀吉が九州平定のために黒田官兵衛を軍奉行として派遣し、 その時に馬ケ岳城主であった長野氏は秀吉側に服従した。 そして秀吉が九州平定後の1587年、豊前六郡12万石を与えられた黒田官兵衛がその拠点を中津城に移すまでこの馬ケ岳城を居城とした。 いわゆるこの馬ケ岳城は黒田官兵衛の九州での最初の居城であり、官兵衛のゆかり深い地と言える。
そして2014年のNHK大河ドラマはその「黒田官兵衛」であり、官兵衛のゆかりの地の多いこの豊前地域は大いに盛り上がっている。 また、2014年の今年の干支はうま年であり、その干支がついた馬ケ岳は新年から多くの登山者でにぎわっている。
私が所属する山の会の新年登山もこの馬ケ岳となった。 馬ケ岳の登山口は行橋市側の大谷とみやこ町側の二児神社の二か所があるが、今回は二児神社から登り大谷側へ下山し、平成筑豊鉄道の豊津駅まで歩いたのでその様子を紹介したい。
公共手段で行く場合、平成筑豊鉄道の豊津駅もしくは新豊津駅からスタートし周回するルートもとることができる。

 二児神社(みやこ町)から馬ケ岳(本丸・二の丸)へ

みやこ町、二児神社側から見る馬ケ岳の山並み。
この道の突当りに登山口の二児神社がある。


二児(ふたご)神社の入口の鳥居


鳥居を入っていく。
真新しい官兵衛と馬ケ岳城への標識看板がある。


人家の間の道を少し行くと、登山口がある。
両側に駐車場が整備されている。


右側の駐車場の奥にはトイレもある。


馬ケ岳へは二児神社への参道の石段を上がっていく。


参道は大きな杉木立に囲まれており厳かな雰囲気である。


石段を登って行くと二児神社へ着く。
二児神社は「安産の神様」として知られている。
二児神社についての由来の説明看板を見る


二児神社拝殿の左手から登山道へ入っていく。


登山道はよく整備されている


二児神社からの登山道は大谷側(行橋側)に比べると
ちょっと急な登りである。
急な山道をジグザグに登っていく。


よく整備された急な階段を登って行くと、
本丸と二の丸の鞍部が見えてくる。


本丸と二の丸の分岐(鞍部)に着く。
右に行くと本丸(西山)、左に行くと二の丸(東山)である。


ここから本丸へは5分程である。
少し休憩した後、先ずは本丸へ向かう。


階段道を登り、本丸へ向かう


階段道の途中の左手に横堀跡への表示がある。
すぐなので寄ってみる。


小さいが当時の横堀跡が残っている。
南側尾根からの侵入への備えであろう。


再び階段道に戻って本丸へ向かうと、
すぐに大きな石碑のある山頂が見えてくる。


本丸(西山)の中央には大きな石碑がある。
官兵衛ブームと馬年のおかげで、
山頂はかなりの大人数の登山者であった。


南側の展望。
山頂付近は木々が伐採され、見晴らしが良くなっている。


北側の展望。平尾台、貫山方面がよく見える。
この日は天気が今一つで山並みが霞んでいた。


本丸の石碑の前で記念撮影

 本丸(西山)から二の丸(東山)へ向かう

本丸からは再び分岐に戻って、今度は東の二の丸に向かう。


階段道を登るとすぐに二の丸(東山)に着く


二の丸もまた周りの木々が伐採され、明るくて展望が良い。


南側の展望


東側の豊津方面の展望


北側の展望。
貫神の祠の向こうに、平尾台・貫山が見える。


カメラの20倍ズームで拡大して見てみた。
豊津台ケ原に見える「育徳館(旧豊津)高校」の校舎が見えた。


今川沿いを走る、可愛い平成筑豊鉄道も眼下に見える


二の丸にある展望表示板(北側)

 二の丸(東山)から大谷登山口(行橋側)へ

二の丸からは行橋の大谷登山口へ下山する。
二の丸の東の端から降りていく。


こちらも良く整備された階段道を下って行く。


行橋側の登山道は比較的傾斜が緩やかで、
尾根添いの明るい道が続く。


10分程で見晴らしの良い「展望所」に着く。
大きな石と桜があり、展望も良く気持ちの良い展望所だ。


ここには、それぞれの岩に又兵衛岩、官兵衛岩、太閤岩
の真新しい看板が立てられている。
その向こうには馬ケ岳の東西ピークが間近に見える。


展望所で楽しんだ後、再び登山道へ戻り下山する。


下山途中に、馬ケ岳城の土塁と畝状竪堀群が残っている。


現地にある説明看板の地図
看板の中の「現在地」が左の写真


土塁跡を後にし、再びしばらく下って行くと
大谷登山口に着く。


大谷登山口にも案内板が整備されており、
簡易トイレも設置されている。


大河ドラマの影響か、幟がいっぱい立てられている。

 大谷登山口から平成筑豊鉄道の豊津駅へ

大谷登山口から県道へ向かって歩いて行く。


人家の間の道を抜けると県道58号の大谷交差点に出る。


県道58号添いの大谷交差点には駐車場がある


旧道を少し豊津側に行くと小鳥神社の前にも
臨時駐車場ができている。


旧道を豊津方向へ向かって歩いて行く


大谷地区から見る馬ケ岳の山並み
山の形が牝馬の形に似ていることから名づけられたらしい。


今川を渡って豊津駅に向かう


平成筑豊鉄道の豊津駅に到着する


平成筑豊鉄道の駅の可愛い表示板


ちくまる君に乗って行橋駅へ向かう

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