ススキの頃に (11月)

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11月。
平尾台の草原はだんだん黄色味を帯びてくる。
緑の草原が枯れ色に変わっていく。
吹き渡る風も少し肌寒く感じる。
草原のススキも一段とその穂が白くなってきた。
風に揺れるススキの草原の中で
羊たちの群れも揺れて見える。
さーっと、秋風が流れた。
白いススキの穂がまるで「おいで、おいで!」と
手招きをするように、一緒に揺れる。
「おーい!誰に手を振ってるんだ!」
ススキの向こうに草原が広がる。
打ち振られた白い小旗の向こうに、
草原の舞台があるようだ。
日差しが西に傾いてきた。
斜めの光に、ススキの穂がキラキラと
光り始める。
秋の平尾台はススキの独壇場。
吹き渡る風に、一段とススキと穂が揺れる。
静かな草原が、賑やかな応援席に変わったかのように 一面の穂が揺れる。
そして、次第に、陽が暮れていく。
(2001/11/6)

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