−平尾台の草花(初夏の花)−
コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草) |
梅雨の中休み、雨上がりの広谷にノハナショウブに会いに行った。 雨露に濡れた草原の中に、紫色の花弁のノハナショウブがいっぱい咲いていた。 トキソウが終わった湿原はノハナショウブで賑やかだ。 そんな湿原の中にひ弱そうなコバノトンボソウが数本、背を伸ばしていた。背丈30cm程度でほっそりとしており、 よく見ないと見落としてしまう。 背を伸ばし始めたモウセンゴケの花に混じり、申し訳けなさそうにひっそりと 佇んでいる姿は愛おしい。 唇弁の距は2cmくらいであり、後ろにピンと跳ね上がっているのが特徴である。 遊歩道から200mmの望遠で狙ってみたが、小さくてよくわからない。カメラを2100UZに変え、光学10倍+デジタル ズームを効かせるとどうにか画面に捉えることができたがピントはあまくなってしまった。 ラン科ツレサギソウ属、花期:6〜8月 背丈:〜30cm、分布:北海道〜九州 2001/6/24:olympus2100UZ 望遠1000mm相当で撮影 |