−平尾台の花(秋の花)−
リンドウ(竜胆) |
秋の山野を代表とする花である。 秋の平尾台の草原をウロウロしていると、青紫色の釣り鐘状の花をつけたリンドウがあちこちで出迎えてくれる。 背が低く、草に埋もれがちな花もあれば、40cmほどに背を伸ばしたものもある。 日が当たっているときは花が開いているが、日が陰ると花をしっかり閉じてしまう。 青紫色の可憐な花であるが、漢字では「竜胆」、いわゆる「リュウのキモ」と書くのがおもしろい。 リンドウの根を乾燥した漢方薬が「竜のキモ」みたいに苦いことから由来しているらしいが、果たして「竜のキモ」の味は? ☆花言葉☆ 「あなたが悲しむとき私は愛す。」 秋が深まった山の中で、ひっそりと美しく咲く姿を 現しているとか・・。 リンドウ科リンドウ属、花期は9〜11月 分布:本州、四国、九州 <写真上> 観察地:平尾台中峠上付近にて 撮影月日:1999年10月21日 撮影環境:キャノンEOS5 シグマmacrof2.8 <写真下> 観察地:平尾台広谷湿原にて 撮影月日:1999年10月30日 撮影環境:サンヨーデジタルカメラDSC-X100 |
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