−平尾台の花(秋の花)−
ナンバンギセル(南蛮煙管) |
花の形がマドロスパイプに似ているので、この名がつけられたらしい。 また、うつむいた花の姿が、物思いにふけっているように見えるので、昔は「オモイグサ」とも呼ばれたらしい。 ススキやミョウガなどの根に寄生する葉緑素をもたない寄生植物で、高さは15〜20cm程度である。 茶ガ床園地から中峠に向かう車道をブラブラ歩いていると、漸く穂が出始めたススキの足元に、紫色がチラッと見えた。 かき分けて見ると、頭をたれたナンバンギセルが隠れるように密かに咲いていた。 寄生植物らしく、ひっそりと。 ハマウツボ科ナンバンギセル属、花期は8〜9月 分布:日本全土 観察地:平尾台 撮影月日:1999年9月23日 撮影環境:サンヨーデジタルカメラDSC-X100 |
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