モンシロチョウ(紋白蝶) |
最も身近で日本のどこでも見られる蝶がこのモンシロチョウであり、たぶん知らない人はいないであろう。 こんな身近な蝶も実はアブラナ科の植物とともに外国からやってきた帰化種であるらしい。驚きだ! 春になると、いつの間にか花の回りをいっぱい飛び回っているのに気づく。 ヒラヒラフワフワと意外と落ち着きがなく花から花へウロウロ飛び回っている。 夕方、散歩をしていると目の前のサクラソウにブラリと留まっていた。(写真上) 一日飛び回って疲れたのであろうか、じっとしていた。 ふと、隣の畑を見るとゴボウの葉の上に2匹が一体となったモンシロチョウが微動だにせず、じっとしていた。(写真中) どうやら交尾の最中であるらしい。 白はオス(♂)で、黄色っぽいのがメス(♀)である。 私がじっと側でデバガメの如く見つめていたので恥ずかしくなったのであろうか、しばらくして彼らは飛び去った。 ところが2匹はよほど愛し合っているのか、飛んでる最中も離れようとせずに、今度は近くの木の上の葉に留まって場所替えだ。(写真下) しつこい私は追いかけ、再び眺めていたが、彼らは悠々と二人の時間を過ごしていた。 シロチョウ科シロチョウ亜科、出現:3〜11月 分布:日本全土 観察地:苅田町鋤崎我が家の庭周辺 撮影月日:2000年5月25日 天気:晴れ、時間:17:00頃 |
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