シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)


雄(♂)、石の上で
5月、広谷湿原でいち早く飛び回っているトンボがシオヤトンボである。
沢の流れのそばの石や木道、歩道などにひょこんと留まっている姿をよく目にする。
一見、シオカラトンボに似ているが、少し太めで体は白粉で覆われている。
写真上は石に留まっている♂で、写真下が歩道の砂の上に留まっている♀であるが、偶然にも保護色になってしまいわかりにくくなってしまった。
雌は産卵の最中であっても、雄が言い寄ってくると、再び交尾をするらしい。


トンボ目トンボ科、出現:4〜7月
分布:日本全土
生息環境:平地、山地の水田・湿地・湖沼
食物:昆虫



<写真上>観察地:苅田町、広谷湿原
        撮影月日:2000年5月28日
        天気:晴れ、時間:10:00頃
<写真下>観察地:苅田町鋤崎、我が家の庭
        撮影月日:2000年6月11日
        天気:晴れ、時間:11:00頃

雌(♀)、歩道の上で

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