ニシカワトンボ(西河蜻蛉)

木道で休むニシカワトンボ
木道の上で一休み
(雌♀)
広谷の木道に座り、ぼんやりと回りの景色を眺めていると、ひらひらと舞い降りて来て私の隣りに留まった。
カワトンボであるが西日本の亜種はニシカワトンボと呼ばれる。清流の周辺に住む。
茶色く透き通った大きな羽をパタパタさせながらゆっくりヒラヒラと飛び回るが、これらカワトンボは留まる時は羽をきれいに閉じる。
柔らかそうな羽に比べ、体は金属光沢をしており、まるで精密なロボットを思わせる。
私の回りをヒラヒラと飛び回るかと思うと再び隣りに留まったりして、しばらく私の遊び相手になってくれた可愛い奴である。

トンボ目カワトンボ科、出現:4〜8月
分布:西日本
生息環境:平地や山地の清流
食物:昆虫


観察地:苅田町、広谷
撮影月日:2000年5月28日
天気:晴れ、時間:10:00頃

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