シリアゲムシ(挙尾虫) |
手で持ったりすると、お尻をサソリのように上に反らせることからシリアゲムシという名がついたらしい。 雄のお尻の先はハサミのようになっており、交尾の時などはそれで雌の羽根や足をつかんだりするらしい。 昆虫の死骸などを食べる肉食である。エサを見つけると、その場で雌が来るのを待ち受け、そのエサをプレゼントし、雌がそれを食べている間に交尾をするというなんとも頭のいい虫ではある。 シリアゲムシ科、出現:4〜9月 分布:北海道〜九州 生息環境:平地、山地の林縁の下草 食物:昆虫の死骸など 観察地:苅田町、広谷湿原 撮影月日:2000年6月11日 天気:晴れ、時間:11:00頃 |