ナナホシテントウ(七星瓢虫) |
赤、青、黄色の衣装を付けた〜♪テントウムシがしゃしゃり出て〜♪ テントウムシと言うと、思わずこの歌を思い出す。 結婚披露宴の定番の歌であり、恥ずかしながら私も一度歌ったことがある。 それはさておき、テントウムシは日本に約150種くらいいるらしい。 その中でも、このナナホシテントウが一番身近であろう。 小さいが、つややかなで鮮やかな色彩なので、草むらの中をうごめいていても、すぐにわかる。 そういった可愛らしさを持つだけでなく、この虫は野菜などについたカイガラムシやアブラムシなどの害虫の幼虫を食べてくれる有益な虫なのである。 畑をウロウロしていると、ソラマメの葉にいっぱいのナナホシテントウムシが付いていた。 一所懸命に害虫を食べてくれているのであろう。 そんなナナホシテントウも幼虫時代の姿はあまり見たくない姿である。(写真下) これが、色あでやかな姿に変身するとは想像すらできない。 しかし、それを証明するかのように、葉のあちこちで羽化したてのナナホシテントウが生まれていた。(写真中) 色はまだ少し黄色っぽいが、そのうちこれが鮮やかな赤茶色に変わっていくのであろう。 テントウムシ科、出現:3〜11月 分布:日本全土 観察地:苅田町鋤崎、丘の畑 撮影月日:2000年5月20日 天気:晴れ、時間:12:00頃 |
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羽化したて 幼虫 |