ミゾカクシ(溝隠) |
田んぼの畦や溝などの湿ったところに生える多年草。 溝のそばなどで溝を隠すほど群生することから、「ミゾカクシ」と呼ばれるが、また田んぼの畦に筵を敷いたように広がることから「アゼムシロ」とも呼ばれる。 1cm程度の小さな花であるが、近づいてよく観察すると鳥が羽を広げたような形をしており、とてもかわいい花である。 秋の農作業中、畦道を歩いているとよく目にするが、踏むのをためらうほどである。 写真では色が白っぽく写っているが、薄紫色をした時期もある。 キキョウ科ミゾカクシ属、花期は6〜10月 分布:日本全土 観察地:苅田町鋤崎の田んぼ 撮影月日:2000年10月14日 |