コサメビタキ(小鮫鶲) |
林の中を歩いていると頭上の落葉樹の小枝に鳥の気配を感じた。 望遠カメラ越しに覗くと、大きくてクリっとした目を持ち、下面の縦斑が薄く白っぽい小鳥である。コサメビタキである。 ヒタキの仲間内ではお腹が一番白っぽい。 依然、私はそのお腹の白さからシロハラと見間違えた。 シロハラはツグミくらい大きさ(全長24〜25cm)であるが、コサメビタキはスズメくらいである。 その時は、枝の大きさからこの小鳥の大きさを類推することに失敗するという苦い経験を持つ。 しかし、この愛くるしい目をみると、そんな苦い経験も忘れさせてくれる。 観察地:苅田町白川 撮影月日:2000年9月23日午後2時頃 撮影環境:ニコンF-401s シグマ170-500mmF5-6.3 フジカラーSUPERIA400 |