ハシブトガラス |
白川を見下ろす標高約436mの天狗岩に相棒のTAKAさんと登った。
30年ぶりの天狗岩である。 近くで見ると空に向かって突き出す高さ10m前後の一枚岩はまさに天狗の様相である。 昼食をとってさらに山の上を目指そうとしたら、ふわりと風にのった一羽のハシブトガラスが、天狗岩の横の岩に舞い降りた。 逆光になって、眼下の景色がバックに写り、妙に様になった。まさしく「カラス天狗」である。 ふわりと風に乗って、消えた。 観察地:苅田町法正寺 撮影月日:2001年12月1日午後1時頃 撮影環境:キャノン Power Shot Pro901S 370mm×デジタル4倍 |
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おでことくちばしの段々が目立ち、くちばしは太く、その名もハシブトガ
ラスである。 このカラスはハシボソガラスと住処をやや異にし、ハシボソガラスが田 舎住まいなのに対して、シテイー派なのである。 人間が出したゴミをあさっているの をよく、町で見かける。もともと雑食性で、白川では道路で車にはねられたカエルな どの死体をよく食べたりしている。 なかなかの知能派で近づこうとするとサッと逃げ て、なかなか写真を撮らせてくれなかった。 この写真は川岸の日だまりで日向ぼっこ をしていたときに撮った。 真っ黒い体であるが、以外と光に映えて、黒光りしたきれ いな体をしている。 観察地:苅田町片島 撮影月日:2001年2月19日午前11時頃 撮影環境:ニコンF-401s シグマ170-500mmF5-6.3 フジカラーSUPERIA400 |