TAKEの野鳥アルバム


アオバズク(青葉梟)

アオバズク
青葉の目映い時期に夏鳥として東南アジアから来るその名も「アオバズク」。
薄暗い木陰でこちらを見ていた。カメラ越しに視線が会って、ドキッとした。
繁殖期に「ホッホッ、ホッホッ、ホッホッ」と2回づつ鳴く。
神木のけやきの木の樹洞で子育てをするためにつがいで来ている。しかし、その樹洞には今、ムクドリが営巣しているため、ムクドリの子育てが終わるまで待機中。
神主さんによると、昨年は5羽の子供を育てたそうだ。
今年は何匹を育てるのか楽しみだ。その後の写真を期待していただきたい

観察地:行橋市神田町 正八幡神社境内
撮影月日:1999年5月9日午後6時頃
撮影環境:ニコンF-401s シグマ170-500mmF5-6.3 
フジカラーSUPER400
その後1:アオバズクの雛、スクスクと育っていた。
アオバズクの雛
6月上旬頃から神社の境内にいたつがいの姿が見えなくなった。
神木の楠の木の樹洞を椋鳥が占拠していたため、あきらめてどこかに行ってしまったのかと案じていたが、神主さんは「セミが鳴くころ、親子で戻ってきますよ」といっていたが、そのとおりどこかで子育てをして、巣立ってきたようだ。
この時期はセミが主食なのだろうか。
親子で木陰の枝に止まっていた。雛は4匹いる。
眼光鋭く、頭部はすっかり親に似ているが、胸毛はまだ産毛だ。
他の2匹は別の枝にとまっていた。
私が近づくと1匹の親が威嚇のためか、私の横をかすめて別の木に飛んでいった。

観察地:行橋市神田町 神社境内
撮影月日:1999年7月17日午前10時頃
撮影環境:ニコンF-401s シグマ170-500mmF5-6.3 
フジカラーSUPER400
その後2:子育てで痩せたアオバズクの親はオス、メスのどっち?
ふっくらとした親 痩せこけた親
私を威嚇した親を追って別の木に行くと、その親はげっそり痩せていた。
私は哀愁を感じてしまった。
この親はオスだろうか、メスだろうか?
ふと雛の近くにいる親をみるとふっくらとしている。
こちらの親はオスだろうか、メスだろうか?
どちらにしても親は大変である。

観察地:行橋市神田町 神社境内
撮影月日:1999年7月17日午前10時頃
撮影環境:ニコンF-401s シグマ170-500mmF5-6.3 
フジカラーSUPER400


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